自分の年収に伴う責任

自分の2023年の年収は約850万円だった。決して「すごく高い」わけではないし、むしろ今後の家購入や育児費用に不安を感じているのだが、かといって安い給料でもない。社会におけるこの金額の位置づけを再確認しておきたい。

R4(2022年)の国税庁による民間給与実態統計を確認した。

R4年 民間給与実態統計調査 p.20より抜粋

自分の年齢(30代後半)における男性の平均給与は549万円で、自分の給与はこれより約300万円多い。

手取りでの大まかな比較もしたい。こちらの早見表で見ると以下。

  • 額面550万円 → 手取り426万円(月36万円)
  • 額面850万円 → 手取り636万円(月53万円)

年で約200万、月で約17万円の差になってくる。

この差は大きいのか、小さいのか?数字だと理解しづらいのでもっと具体的なものに例えてみる。

  • 1年で軽自動車の新車が1台買える差、2年で中級クラスの新車が1台買える差
  • 国内家族旅行(仮に1回15万円とする)が毎月できる差
  • 家族でお寿司(仮に1回1万円とする)が実質好きなだけ行ける差
  • 大学の学費がそっくり払えるだけの差

まぁ普通に考えて大きい差だよね。それだけの給与をもらっているのであれば、ちゃんと世の中に貢献していないといけないよね。

漠然とサラリーマンをしていると、自分が頂いている給与の価値を忘れ、上司・同僚との人間関係ばかり考え、狭い世界における貸し借りに執着してしまいがち。

そうではなく、貰っている給与に見合う価値を世の中に返す、アウトプットをする、世界に貢献する、という広く大きなマインドセットを定期的に思い出して、フレッシュな頭で毎日を過ごしたいと思う。